言葉にならない

行ってきました。感想。

ダブルオー
キンブラ
ピーズ
マッチー
銀杏
の順。

  • ダブルオー

熱い。かなり。やった曲はこちら。かなりうろ覚え。

ABAZURE GO GO
悲しみ通り手を振って
青春白書
雨のち晴れで世界は回る
ヤングセレナーデ
ロックンロール天国
贈る言葉

足りなかったら誰か補足してください(誰かって誰だ)
YU.は今日も客に突っ込んでた。
ど真ん中で
汗だくで
楽しそうだった。
植木学級の授業もした。手拍子とコール&レスポンスのお勉強。みんな優秀。先生ご機嫌。
19日のワンマンが
超 超 超 楽しみ。


キンブラとピーズはあんまり知らないけど、濃かった。ピーズ、かなり好きかも。聴きたい。

  • マッチー

大 暴 走!最高!激熱。
触れたら怪我するぜ、ジャックナイフ。
ステージの左からダイブして右まで運んで貰ったり
「今日は銀杏BOYZは大事なコンパがあるから来ません。俺が銀杏BOYZです。僕達猿だから〜♪あの子は〇〇〇〇〇〇(ふにゃふにゃ言ってる)が好き〜♪」
って言い出したり。
楽しい楽しい楽しい楽しいワンマンショーだった。

  • 銀杏

峯田、ダイブで運ばれて登場。てろてろのTシャツにベロア?のズボン、鋲のベルト。裸足。赤のリッケンバッカーとアコギ。
うろ覚えセットリスト

人間
青春時代
NO FUTURE,NO CRY
若者たち
YOU&I
援助交際
夜王子と月の姫
夢で逢えたら

アンコール
東京(一部・峯田弾き語り)

だったかな?長かった気がするけど、少ないな。
以下、覚えてる限りのMC。

「貴方たちは、今日はここにロックンロールを探しに来たのか?今日は、ここに、ロックンロールを探しに来たのか?ロックンロールはな、こんなとこは無ぇよ。こんなとこに落ちちゃいねえよ」
「俺たちは今日ここにロックンロールをやりにきたわけじゃねぇ。ロックンロールってのはそんな簡単なものじゃねぇんだ」
「俺の心の中に昔から誰にも見せられないものがあって、十代の頃からあって。その扉には鍵がかけてあって、それを俺は学校でも、家でも、バイト先でも、いちっども出したことがねぇ。誰にも見せてはいけないと思ってるの。そんなことしてるうちに俺はその鍵を無くしてしまった。開けようとしても鍵ががんじ絡めになってて、その鍵を俺は無くしてしまった。十代の頃に無くして、28歳になった今でも見付からない。そのドロドロで真っ黒でもじゃもじゃしたものを、ここ(ステージ)でなら出せるようなそんな気がして。あんたたちのなかに十代の人居ると思うけど、みんなも俺と同じ開けられない扉を持ってたらいいなぁ」
「みんなそうやって峯田峯田って名前読んでくれるし、普段街とかで話しかけてくれたり、今日もはじまる前そこらへんぷらっぷら歩いてたら何人かあんたたちが声かけてくれて、「写真とってください」だの「サインしてください」だの言うけどさ、俺そんなすごい人間じゃねぇよ?こないだだってデリヘル呼んだばっかりだ」
「あんね、俺、山形にいるとき女の子と全然喋らなかったの。女の子と手を繋いだのも東京来てから。正確には千葉に来てから。「東京情報大学」って名前の千葉の学校に先生が勝手に願書出しちゃって、俺はそこに通うことになったの。(観客の一人が「ポテトー!」って叫ぶ)なに?ポテト?山形の?それ、山形のホテルの名前だよ、「ホテル ポテト」。なんでそんなの知ってんの?あの、俺高校の三年間で女の子と喋ったのが合計で30分くらいで。そのうちの大半が軟式野球部のマネージャーで「ボールとってください」とかそんなんよ。山形じゃ俺なんかぜんっぜんモテない。ヤンキーでダボダボのズボンを腰履きにしてる人とかがモテるの。俺はそいつらと一緒にされたくなかったから、俺の好きなポール・ウェラーって人がやってたモッズって、ピッタリしたズボン穿いて踝くらいまでの丈で靴下が見えるようなファッションをしてた。でもね、誰も「ポール・ウェラーだ」なんて言ってくれないの。みんなパソコンオタクのやつらと一緒にするのよ。でも俺は自分がかっこいいと思うファッションをしてた。で、正月は毎年山形に帰るんだけど『山形で女の子と手を繋いでやろう!』と思ったのよ。でも俺はヤンキーじゃないし、角刈りにもしてないからデリヘルを呼ぶことにしたの。でも実家には呼べねぇからそん時使ったホテルがポテト。あの、村井くんちの近所の。三万円。や、三万じゃねぇな、もっと安かった・・・(またもや観客から「気持ちよかったー?」)いや、勃たなかった。ポテトのね、305号室(確か)から電話して、「30分くらいで着きます」って言うの、男の人が。それが30分たってもちっとも来ねえの。いや、実際には30分だったのかもしらねぇけど俺にとっては1時間にも2時間にも感じたのよ。その間何やってたかっていうと、あの、ホテルにノートがあるでしょう。あれを読んでたの。今日もまた何とか君とどうのこうの書いてあってよ。そこに俺は自分で作った詞を書いた。「東京」って曲の詞を3ページに渡って書いた。そんなことしてたら女の子が来ても何もできねえよ」
「それで俺は千葉に出てきて始めて、まともに初恋ってのをした。その子は近くのファミリーマートでバイトしてて・・・ファミリーマートって解る?まだあるよね?うん。ファミリーマートでバイトしてて、いや、セブンイレブンだったかな?セブンイレブンはまだあるよね?そいで俺はパン屋さんでバイトしてて。パン屋が終わるのが夜の九時。終わったあとは廃棄のパンを貰えるの。その頃は金が無かったから俺は全部貰って帰ってた。優しい店長がね、持って帰って良いよって。矢沢永吉が好きな店長でね。厨房ではいっつも矢沢永吉のソロのテープが流れてて。俺はキャロルの頃は聞いてたけどソロになってからはどうもかっこいいと思わなくって今は聞いてねぇんだけど。で、彼女のバイトが終わるのが夜の10時。俺は駐車場で体育座りして待ってて、彼女が上がる10分くらい前にレジに行って、おれの後ろにはお客さんがいっぱい並んでるんだけどそんなの関係無ぇ。「あやこさん、パンあげるよ。ジャムパンもあるよ、俺が作ったなんかレーズンのパンもあるよ」彼女は「えー、いいのー?」って言って笑ってた。俺はそうして生まれて初めてギターを持って曲を作った。で、夏の夜に、二人で公園の緑色のベンチに座って話したんだ。千葉の空気は気持ちよくって、半袖でもぜんぜん平気で。星空がきれいだった。あやこさんは「峯田くんは、将来何になるのー?」って聞いた。「俺は、今曲を作ってて、それを歌って暮らしたい。作った曲を唄って、それで飯が食えたらいいなぁ」って、言った。それまで誰っにもそんなことひとっことも言ったこと無かったんだけど、そのとき初めて彼女に言った。彼女は「今峯田くんバンドとかやってないよね?これからやるの?ふーん」なんて言ってた。あぁ、今でもはっきり思い出せるわ。俺は彼女に「あやこちゃんは何になるの?」って聞いた。彼女は「私は、普通のお母さんになりたい」そう言った。俺はそれを聞いて、『俺は普通の人間になれるのかな』って思ったよ。あやこちゃん、あなたが今この会場にいるかわからないけど、いなくてもいい。あやこちゃん、あなたは普通のお母さんになれましたか?なれてるといいなぁ。君と僕は永遠に、手とて繋ぎどこまでも。あの日帰ってから作った曲です」
「俺ねー、ほんとはこの曲(援助交際)はもっと優しい声で歌いたいの。せっかく作った曲だもの、もっと優しい声で歌いたいんだよ。あの子はー、どーこーかーのー、だーれーかーとー、えんじょーこうさいー(優しく唄ってみるが、コードがメロディに合ってない)でもね、ここ上ってあんたたちの前に立つとなんっかもう解んなくなっちゃって」
「この間俺の大切な友人が死んだ。「何も感じたくない」って言って。その子は「もう何も見たくない」って、自分の目にペンを突き刺した。次は「何も聞きたくない」って鼓膜を破ろうとした。いまここにいるあんたたちは、何かを感じてくれるか?」
「(アンコールに応えて一人で出てくる)あのー、そうやってやってくれるのは嬉しいんだけど今もう11時過ぎてるんですよ。で、今二人の俺がいて。一人は「あんたたちの前でもう一曲歌いたい」って俺ともう一人は「もう時間も遅いし、もう今日はいいんじゃないか」と思ってる俺で。今日は後者の俺を信じてみようと思います。(観客大ブーイング)それじゃもう一曲やろうか(弾き語り)俺があんたたちに伝えたいのはロックンロールなんかじゃなくて、俺が伝えたいのはこういうことなんだ・・・こういうこと。


僕が歌うことは全部
君たちが僕に教えてくれたことさ
(ここ忘れました)
(ここも)

いくよ?いくよ?みんな歌って。せーの

ああ二人の夢が 空に消えてゆく
ああ二人の夢が 「川崎」の空に消えてゆく
君はいつも僕の記憶の中で 笑っているよ


ありがとうございましたー」

と、こんな感じです。楽しかった。楽しすぎてぐったりした。愛してるよ。


注※峯田のMCは、一晩経って私の頭の中で補足やら修正やら諸々がくっついてます。だから一言一句正しいわけでは無いです。ただ「確か峯田はこんな様な内容のことを話してたな」ってのを私がメモしてるだけで、折角だから読みたい人が読めばいいじゃない、みたいなものなので。そこんとこよろしくお願いします。すいません、自己満足で。