サンタが裸でやってきた

渋谷のLa'mamaに、童貞たちのクリスマスイブを観に行ってきました。あーーー!!最高!!最高!!!凄かった!以下、覚え書き。
●まず機材やスピーカー、その他諸々の機械が全部ビニールで覆われてる。そういえば外の張り紙に「本日は服が汚れる可能性がありその辺は自己責任で云々・・・」みたいな事が書いてあった。
●始まる前に前説でおばけえんとつの2人がサンタとトナカイの衣装で登場。先日発売したイノマーとミネタの本「真夜中のふたりごと」のサイン本を1名様にプレゼント、との事。
会場からファン3人とスペシャルゲストのダイノジおおちさん(!)が熱々のおでんを食べ、一番「おいしく」食べた人の勝ち、という企画。おおちさんはフリを貰って大変そう(笑)結局プレゼントは卵を食べた男の子がゲット。

●一番手は銀杏BOYZ。峯田くんはラムちゃんTシャツにいつもの黄色いカーディガン。可愛い。
やった曲はこちら*1

1.NO FUTURE NO CRY
2.駆け抜けて性春
3.惑星基地ベオウルフ
4.もしも君が泣くならば
5.日本発狂
6.SKOOL KILL
7.トラッシュ
8.夜王子と月の姫
9.若者たち
10.YOU&I VS.THE WORLD
11.BABY BABY
12.東京
13.人間
14.夢で逢えたら

もっとやってた気がしますが。やたら長かった。
SKOOL KILLの時に峯田がアビちゃんの後ろに消えて、何をするのかと思ったらホールのケーキを客に投げつける(笑)
もうステージ上は地獄絵図。ケーキは裏からどんどん出てくるし、もちろん峯田は無くなるまで投げ続け、自分も顔突っ込んでクリームまみれ。足元はズルズルに滑っていた。かくいう私も顔にクリーム飛び散ってます。軽い顔射だよ。これ。
La'mamaはステージ上の柵が低いから脱落していく最前列の人が多く、運良く峯田前ど真ん中最前列で見ることが出来た。幸せだ。
覚えている限りのMC。
「何がクリスマスだよ。外はイルミネーションがさぁ、青とか白とかキラキラしててよ、 カップルは腕組んでTSUTAYA行ってビデオ借りてよ、ケーキ食ってセックスすんだろ?そんなのムカつくからケーキ買い占めてやったよ」
「長い事住んでいた世田谷から、昨日中野に引越ししました。でもまだ家具とか何も無ぇから俺今日寝袋で寝るんだぁ・・・。♪クーリスーマスー、イーブまーでにー、なーかのーにひーっこーしでーきるぅかなー(ベオウルフのメロディで)」
「こんなぐっちゃぐちゃの汚ねぇところでよぉ、集まってるのもブサイクばっかりでよぉ、外じゃ皆ホテル行ってんだよ?あんたたち何やってるの?」
「この間28歳になりまして。チン君がプレゼントっつって箱くれたの。持ってみたら軽くって、振ったらカランカラン音がすんの。開けてみたら家の鍵」
「別に好き好んでこんなちっちゃいとこでやってんじゃねぇよ?言われたよ、『銀杏BOYZは武道館でやらないんですか、サンボは頑張ったじゃないですか』やってやるよ。今日チケット取れなかった人たちやここに居るあんたたちや俺たちの歌聴きたがってる人が皆来れんならやってもいいよ。でもあんたたちは言うんだ。『銀杏BOYZが遠くなってしまったー俺たちの銀杏がー』バッカ言ってんじゃねぇよ。何が『俺たちの』だよ。別にあんた達のために歌ってるわけじゃねぇよ俺たちは俺たちのために音楽やってんだよ。そんでそれを聴きたいっていう人が一人でも居たら何処へでも行って演奏するだけだよ。ツアーもやるよ。地方の人は『東京はたくさんライブやって羨ましい』とか言ってっけど、次のツアーで10本ライブやってその内5本しか観れなかった、それで充分じゃねぇの」
「俺はこの国が大好きだ!今から28年前に俺の父ちゃんと母ちゃんがセックスして偶然俺が生まれた。偶然日本に生まれた。偶然ギターを持って曲を作って、偶然アビちゃんと村井くんとチンくんと出会って、偶然銀杏BOYZってバンドを組んだ。それで偶然ここでライブして、偶然今ここに居るあんた達と出会った」
「この歌はもう別れた彼女の歌じゃねぇ。あんた達一人一人の歌だ(東京)」
「もうさっきから吐き気が止まんねんだけど、一番前の人たち、吐いちゃったらごめんな。あんた達も吐いてもいいよ、ビニールもあるし。もう汚いのもなにも全部受け止めるよ」
後は村井くんの初めてのセックスの話(彼女が出来る前に一度スペイン人を買ったことがあって、全然だった)とアビちゃんの性癖の話(昔はスカトロにしか興味がなかった)とかをしてました。
本当、幸せだった。誰にも絶対渡したくない、独り占めしたいタイプの幸せ(笑)。
オナマシは本当に初めてで、曲を聴いた事すら無かったので詳しく書けません。ただ最高に楽しかった。ギターが爆音で歌詞とかほとんど聞き取れなかったけれど(笑)。
最後の曲のときに一旦イノマーとオノチンが楽屋にはけ、おむつにサンタ帽子の姿で再登場。オナニー済みのティッシュを撒き散らす。そして電飾をおむつに通して通称「ち○こツリー」を作成。私この間大爆笑(笑)。曲のアウトロで銀杏メンバー登場、一夜限りの「オナニーBOYZ」に。曲目はパンク版「きよしこの夜」。
ステージ上には青いビニールシートが敷かれ、イノマーとオノチンは全裸になって頭からバケツ一杯のローションをかぶる(!)。もうずるずる。チンくんと村井くんもちん○出してた。峯田は客の真ん中で脱いでいたらしい(未確認)。イノマーが「雪だよー!!」といってパン粉をぶちまけ、客もパン粉まみれに。地獄絵図再び。チンくんがローションで滑りまくってたのが印象的(笑)
●本当に全部終わって大半の客も帰ってから、一人の男性がギターを持ってステージに上がる。
「始めまして、今度初恋妄℃学園からデビューする「水中、それはくるしい」のジョニー大蔵大臣です」!!!!
安めぐみのテーマ」「カミングアウトの撤回」ともう一曲、計三曲歌った。
「カミングアウトの撤回」の前に「銀杏とオナマシのメンバーが出てくるまで歌います。イノマーさーん、オノチンさーん、峯田くーん、その他の格好良い人たちー」といっていて、三曲目が終わったときにアビちゃん登場。「止め時がね。いまだよ」と言われ(笑)帰っていくジョニー。面白かった−。

しっかし本当に本当に楽しかった。真剣に馬鹿な事をやっている人間の目はどうしてあんなにも澄んでいるのか。君に逢えて、本当によかった。